外構工事にかかる期間とは?遅れてしまう主な原因を解説

公開日:2023/11/15

期間

家を建てる際に建物とは別に、こだわりたい部分のひとつでもある外構。期間にどれくらいかかるのか気になる方もいるのではないでしょうか。本記事では、その期間を解説するとともに工事の流れや遅れてしまう原因などについても紹介します。外構工事を予定されている方は、この記事をぜひ参考にしてください。

外構工事にかかる時間

まず、もっとも気になっているであろう工事にかかる期間について解説します。一般的な一戸建ての外構の場合、期間は約2週間から2か月が目安になります。しかし、工事の期間は外構のタイプや工事する場所によって異なるので注意が必要です。それぞれどのような違いがあるのかお伝えしていきます。

オープン外構の場合

オープン外構とは建物の周りにフェンスや塀などを設置しない外構のことで、開放感があるところが特徴です。この工事にかかる期間は約1週間といわれています。ほかの外構タイプと比較しても工事の施工量が少ないので工期は短くなります。

クローズ外構の場合

クローズ外構はオープン外構とは逆に、建物の周りにフェンスや塀などを設置して周囲から切り離された空間をつくることができる外構タイプです。プライベートな空間を演出でき、防犯性もありますが多くの構造物を設置するため、工事にかかる期間は3週間から5週間ほどになります。

また建物の面積や設置する構造物の数によってさらに長くなることも考えられます。

セミクローズ外構の場合

オープン外構とクローズ外構の中間にあたるのがセミクローズ外構です。フェンスや塀などの構造物を部分的に設置したり、高さを抑えることで自由度の高いデザインが可能です。このタイプの工期は約1週間から3週間といわれており、近年多くの注文住宅でも採用されています。

工事に時間がかかるといわれている箇所

これまで外構のタイプをお伝えしてきましたが、工事する箇所によってその期間は変わります。長くかかるといわれているのがブロック塀で、高さや長さで異なりますがその期間は約3日から7日です。

また既製品を使用するのであれば1日ほどで完了する門柱も、オーダーメイドでこだわりたい場合は7日ほどかかることがあります。フェンスやカーポート、植栽は1日から3日ほどで工事が終わるといわれており、そこまで期間はかかりませんが設置する内容によって長引くこともあるので事前に確認しておきましょう。

外構工事の基本的な流れ

ここでは工事の基本的な流れについてお伝えします。建物が完成してから考えようという方もいるかもしれませんが、いくつかのステップがありますので一度ご確認ください。

自分なりのプランをまとめ、業者を決める

どのような外構にしたいか、こだわりたい箇所など自分なりにプランを立てておくとよいでしょう。打ち合わせの際に業者の方と一緒に決めるのもよいですが、自身のプランをある程度持っている方がスムーズに打ち合わせが進むこともあります。

そして業者選びです。建物と同じハウスメーカーに任せることも可能ですが、専門店に依頼した方が価格も抑えられ、豊富なデザインを選ぶことができるでしょう。

問い合わせ、見積もり依頼

業者が決まれば問い合わせをし、見積もりを依頼します。業者がまだ決まっていなければ業者ごとに相見積もりを取るのがおすすめです。各店で価格やデザインの違いを比較することができます。自身の希望を伝え、修正があれば修正依頼をしましょう。ここで時間がかかることが多く、期間は1か月程度になると予想されます。

契約

見積もりの内容に納得できれば契約になります。ここで工事の期間や金額、支払い方法などが記載された契約書を交わすことになるので、トラブルを避けるためにも契約書はしっかりと確認し、理解したうえで契約するようにしましょう。

工事着工、完成

契約が決まれば工事の着工になります。各工事にかかる期間は先にお伝えしたとおりですが、契約から着工まで季節や材料の納期などにより時間が空くことがあるので気をつけましょう。工事が完成すれば引き渡しになります。

外構工事が遅れる原因

工事完了に向けて計画を立てていても、工事が遅れてしまうことがあります。その原因は主にふたつあるといわれており、ひとつは天候による影響です。基本的に屋外での作業になる外構工事。

台風や梅雨のことも考え、予備日も含めて計画していますが、予想以上に雨が降り続けたり、大雪の日が続いてしまうと工事が遅れてしまいます。

天気が悪くても作業してほしいと思うかもしれませんが、そのまま作業を続けて作業員が風邪を引いてしまうと結局工事が遅れてしまうので、こうなったときはいさぎよく諦めましょう。次に考えられる原因は近隣からのクレームです。

どうしても工事で近隣の敷地に入らないといけない場合は許可が必要なので、近隣の方の許可が取れた日でないと作業できないことや、クレームが入ると工事自体できなくなってしまうことがあるので事前に話をしておくようにしましょう。

まとめ

本記事では外構工事にかかる期間について、タイプ別、箇所別での違いや工事の流れ、遅れる原因にはどのようなものがあるかということを解説してきました。外構の種類によってその期間は変わりますが、工事着工までに時間がかかることや工事を開始しても遅れる可能性があるということを把握することがとても大事になってきます。そして余裕をもって外構工事の計画をたてるとよいでしょう。

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