ウッドデッキ設置にかかる費用とは?予算の目安と素材の違いを解説

公開日:2023/12/15最終更新日:2024/08/20

ウッドデッキ

広い庭があっても使っていなくてもったいないな…と感じている方は、ウッドデッキを設置してみてはいかがでしょうか。バーベキューや子どものプール、ガーデニングなど、家族の時間を充実させてくれます。しかし、費用は決して安くはありません。設置にかかる費用や素材による費用の違いなど、気になるポイントをチェックしましょう。

ウッドデッキの設置費用とは?

ウッドデッキを作ろうと思ったら、どんな費用がかかるのでしょうか。材料だけ用意しても、ウッドデッキとして使えないため、加工や組み立てを行わなければいけません。

DIYでの制作も可能ですが、知識がない、また安全なものを作りたい方は業者に依頼することになるでしょう。その場合、ウッドデッキの設置にかかる費用の内訳としては、材料費、施工費、搬入費、オプション代金などがあります。

材料費は、ウッドデッキに使われる木材や基礎を作る材料まで、ウッドデッキを設置する際に使うすべての材料が含まれます。施工費は、材料を加工したり、組み立てたり、ウッドデッキの設置工事にかかる代金です。

また、搬入費は材料を運ぶ費用になります。大きな資材を使うので、搬入にトラックが必要になることもあるでしょう。さらには、ステップやフェンスも一緒に付けて欲しい、ウッドデッキ下に床下囲いを付けたいという場合にはオプション費用として、別途材料費や施工費がかかります。

このように、設置費用と言ってもウッドデッキ設置にはさまざまな費用が含まれ、材料やオプションといった目に見える材料費以外にも、5~10万円ほどかかるといわれています。

ッドデッキの素材の違いによる費用の変動

ウッドデッキは目的に合わせた広さが必要です。面積が広ければ広いほど、費用が高くなることは想像できますが、素材によっても費用が変わります。

ここでは、ウッドデッキに使われる主な素材と、その費用について解説します。

ソフトウッド

柔らかな木から作られた天然材はソフトウッドと呼ばれ、軽く、やわらかいのが特徴です。ソフトウッドにはレッドシダー、ホワイトウッド、マツ、ヒノキといったものがあります。

ソフトウッドは、腐敗しやすいことがデメリットでもあるため、価格と耐久性を天秤にかけた上での検討が必要です。やわらかいため加工がしやすく、価格も比較的安価です。

相場としては、1平方メートル1万5,000~3万円ほどになります。また、施工費は2万5,000~3万円ほどかかるため、ソフトウッドのウッドデッキを設置する場合には4~6万円ほどかかると考えてよいでしょう。

ハードウッド

ハードウッドは、ソフトウッドに比べ硬く、重い天然材です。繊維が細かく、密になっていることから耐久性が高く、重いものにも耐えられるため、用途が広がるでしょう。

ウリン、イベ、セランガンバツといったものがあります。ハードウッドは硬く、頑丈なことから加工や施工の負担になりやすく、費用もやや高めになります。

材料費の相場は、1平方メートル1万5,000~3万円ほどですが、施工費用は3万5,000円ほどかかり、あわせて5~6万5,000円程度になります。

人口木

天然木の風合いを持ちながら、色あせ・腐敗しにくいことから人気が高まっているのが人口木です。耐用年数は20年ほどと長く、メンテナンスも楽なため、ウッドデッキにも適した素材です。

エクステリアメーカーから個人販売店まで材料の価格には幅があり、1平方メートル1~4万円ほど、施工には2~3万5,000円程度かかります。人口木は材料を安く手に入れられれば、設置費用が抑えられます。いろいろな販売店の価格を比較してみましょう。

ウッドデッキ設置するための予算の目安とポイント

ウッドデッキは、素材によって費用の変動があることがわかりました。しかし、サイズによっても費用は異なるため、相場に当てはめにくい部分があるかもしれません。ウッドデッキを適正価格で確実に設置するために、次のポイントに気をつけてみましょう。

ウッドデッキ設置費用の目安とは?

庭に設置するウッドデッキの予算は20~50万円程度が一般的といわれています。さらにオプションを付けたり、素材にこだわったり、広いものになれば100万円以上かかるものもあります。

具体的な値段や相場を知るためには、数社から見積もりを取るのが一番です。

ウッドデッキをお得に設置するポイント

ウッドデッキの設置をプロに依頼するとなると、気になるのが費用です。外構工事といえば、ハウスメーカーや工務店が思い浮かぶかもしれませんが、多くは中間マージンが発生するため、費用が高くなる傾向にあります。

そこで利用したいのが、直接工事が可能な外構専門店やエクステリア専門店です。専門店には外構に詳しい職人が在籍していることが多く、余分な費用がかからないので、お得に、かつ確実に施工してもらえます。

業者選びのポイント

多くの業者の中から、依頼する優良業者を決めるのは簡単ではありません。業者選びコツとしては、ウッドデッキの設置実績が多い業者を選ぶことです。

さまざまなタイプのウッドデッキを設置してきた業者であれば、経験や知識から工事もスムーズで、完成度の高い施工が行えます。気になる業者が見つかったら、ウッドデッキ設置の実績を確認してみましょう。

お部屋と繋がるウッドデッキ

施行内容 ウッドデッキ(デッキDS)
引用元 https://e-exterior.net/gallery/61

お庭と繋がるウッドデッキは色々な場面で活躍してくれます。

『デッキDS』は100%リサイクル素材の木の粉と樹脂で作られており、自然さながらの濃淡、木肌をリアルに再現しています。

さらにシックハウス症候群の原因ともなる素材を使用していないため人もペットも安心なデッキ材となっています!


引用元:https://e-exterior.net/gallery/61

家族みんなで活用でき、眺めても楽しめるお庭

施行内容 フェンス、ウッドデッキ、人工芝、アプローチ、砂利敷き、平板敷き、植栽、照明
引用元 https://e-exterior.net/gallery/68

広々としたウッドデッキを中心に、家族で楽しめるお庭をご提案させて頂きました。

お庭でBBQなどを楽しめるように背の高いフェンスを設け、圧迫感が出ないように少し隙間のあるフェンスで程よく目隠しをしています。フェンスの手前には眺めても楽しめるように天然石の平板や植栽、ゴロ石でデザインしています。ウッドデッキを降りた先には人工芝を敷き、自由に遊べるスペースも確保しています。

アプローチは乱形の天然石を貼り、全体的に和モダンの落ち着いた雰囲気に。
道路側やウッドデッキを照らす照明も設け、夜でもお庭を活用できるようにしています。


引用元:https://e-exterior.net/gallery/68

今あるデッキを活かした空間リフォーム

施行内容 フェンス、ウッドデッキ、人工芝、アプローチ、砂利敷き、平板敷き、植栽、照明
引用元 https://for-rest-garden.net/works/626/

既存のモミジがかわいそうなくらい貧弱になっていたので、ゴメンナサイをして、樹木を入れ替えました。

入れ替える際に、植え込み部分以上の大きさをしっかり土壌改良しました。
デッキから手の届くところにジューンベリーを植えて、お子様でも楽しめるような植栽配置としました。


引用元:https://for-rest-garden.net/works/626/

自然がいっぱいのお庭

引用元:https://for-rest-garden.net/works/454/

ハイグレードなカーポートのある外構

工事内容 ・カーポート/三協アルミ/アトラード
・格子フェンス/三協アルミ/レジリアTK1型
・目隠しフェンス/三協アルミ/シャトレナⅡ 1型
・人工ウッドデッキ/三協アルミ/ひとと木2
・枕木/TOYO/ヴィンテージウッドスリーパーペイブ
・見切りレンガ/TOYO/プリウスブリック プリコロ
・物置/ヨド物置/エルモ
引用元 https://veex.jp/works/1249/

上質で高級感のあるカーポート、三協アルミの「アトラード」をメインに置いた外構。意匠性の高いカーポートが前面に配置されることで、お庭全体の雰囲気が変わります。前庭は優雅な暮らしをする為、天然芝、植栽、園路をバランスよく配置しました。


引用元:https://veex.jp/works/1249/

ローメンテナンスで過ごしやすいお庭

工事内容 ・人工木デッキ/三協アルミ/ひとと木2
・樹脂フェンス/エクスタイル/アーバンフェンス+シボ
・平板敷き/TOYO/ドゥーステップ
・花壇/TOYO/プリウスブリック プリブリック
・ブロック積み/TOYO/リベルタストーン
・化粧砂利/ライムストーン
・人工芝敷き
・植栽工事
引用元 https://veex.jp/works/69/

デザイン性を重視しつつ、維持管理のしやすいお庭のご提案です。

人工芝や防草シートと砂利、平板などを敷くことで土の部分を無くし、雑草が生えにくく手間のかからないようにしました。
道路に面しているお庭ですが、フェンスを設けることで視線を遮り、外からの目を気にせずお庭でくつろぐことができます。また、お子様の飛び出し防止にもなるので、安心して遊ぶことができます。


引用元:https://veex.jp/works/69/

ウッドデッキ作り│DIYに挑戦できる?

非常に難易度の高そうなウッドデッキ作りですが、果たしてDIYで挑むことはできるのでしょうか?

ウッドデッキのDIYは難易度が高い

ウッドデッキのDIYは、一見簡単そうに見えても実際には高度な技術と知識が必要です。まず正確な採寸と設計が不可欠で、地面の凹凸や傾斜を考慮しなければなりません。

また、木材の選択や防腐処理、基礎工事なども重要です。とくに土台作りは難しく、水平を保ちながら頑丈に仕上げる必要があります。

さらに安全性の確保がもっとも重要で、不適切な施工は事故につながる可能性が高いです。DIY初心者や経験の浅い方は無理をせず、プロへの依頼を強くおすすめします。

ウッドデッキの作り方

それでもウッドデッキをDIYしたい場合は、基本的な作り方を習得しましょう。ここでは、作り方の3つの基本を解説します。

土台をつくる

土台作りはウッドデッキの安定性と耐久性を左右する重要なステップです。

まずは設置場所の地面を整地し、雑草対策として除草シートを敷きます。次に束石やコンクリート製のピンコロを使用して基礎を作りましょう。地面に穴を掘り、砂利を入れて突き固めた後、水平を保ちながら束石を設置します。

この際、水平器を使用して全ての束石が同じ高さになるよう調整してください。正確な水平出しは完成後のデッキの安全性に直結するため、慎重に作業を進める必要があります。

枠組みをつくる

枠組み作りは土台の上に木材を組み立てていくステップです。

まずは束柱を束石の上に設置し、ビスで固定します。このとき、フェンスやパーゴラを設置する予定がある場合は、あらかじめ柱を長めに用意しておきましょう。

次に水糸を使って柱の位置を確認し、必要に応じて調整します。枠組みの木材には防腐処理を施せば、耐久性を高めることが可能です。

また、木材同士の接合部分はしっかりとビス止めし、がたつきがないよう注意深く作業を進めましょう。

板を張る

板張りはデッキの見た目を決定づける重要な最終ステップです。枠組みの上に床板を一枚ずつ丁寧に張っていきます。

ハードウッドを使用する場合は事前にドリルで下穴を開けてからビス止めすれば、木材の割れを防げます。また、板と板の間に3〜5mmほどの隙間を設ければ、通気性や排水性の向上が可能です。

さらに端部の処理や階段の取り付けなど、細かな作業も必要になります。仕上がりの美しさと安全性を両立させるためにも、細心の注意を払いながら作業を進めましょう。

まとめ

ウッドデッキ設置には、材料費以外にもさまざまな費用がかかります。ネットショップなどで、ウッドデッキを見ていた方は、施工費用が含まれていない金額しか見ていないため、そんなにかかるの?と驚いたかもしれません。

しかし、素材やサイズ、依頼する業者によっては費用を抑えることが可能です。用途や必要なサイズ、希望する素材から適正な価格を知った上で業者への依頼が大切です。ウッドデッキ設置で、庭の使い道を広げてみてはいかがでしょうか。

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業者名グリーングローブ住友林業のリフォーム風花トヤマフォレストガーデンビークス(VEEX)
特徴ライフスタイルに合わせて暮らしを彩る外構を手掛ける外構会社経験豊富な建築士を中心に専任チームでリフォーム事業に取り組む豊富な実績と知識を活かし、理想の庭づくりをサポートする外構会社自然をふんだんに取り入れ、実用性に優れた庭づくりが得意な外構会社ライフスタイルに合わせた理想の住まいをトータルデザインする外構会社
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